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人口1万3千人

 モニタリングで計測している時のこと、
「ははじまは、29㎞(キロ平方メートルと言いたいらしい)あるんだよ。だから この対象も1キロを29倍すれば その数(推定数)がわかるんだよね」
「んー・・・・まぁ 考え方としては、妥当かもしれないが。ちょっと乱暴なんじゃないのかな」
「乱暴って どういう意味?」
「だからさ、母島全体の推定数として まあそのぐらい生息しているだろう とある程度の見当をつけるには、そんな計算でもいいかもしれない けどさ、例えば 母島の集落を1キロ(キロ平方メートル)としたとするね、そこに人が450人住んでいると仮定する。でおまえの言う考え方で計算したら1万3千人近くの人口があっても 不思議でもないが、実際にはそんなに人は、住んでいない。どうする?息子よ」
「あ゛ー そう言われると 確かにそうだ」
「なっ 乱暴だろ」
「えっ じゃあどうすればいいの」
「問題の本質は、そこだ よくぞ気がついた おまえは、本当にエライ」
「とーちゃん的には、いきなり大きな範囲を扱うのは、どうかと思うので 今こーして小さな場所でいろいろやっているわけだ」
「なるほど そーだったのか」
「そんなところだ」

 なんだか学校かなにかで変な入れ知恵して来たのか どうだか知らないが・・・・まあ 面白い。

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