植村嵐斗 誕生

2015年12月18日 11:48 植村 嵐斗(ラント)誕生 出生時体重2300グラム 男児
妻よ よくがんばってくれた。ありがとう
そして嵐斗よろしく♪強くたくましく心優しい屈強な男になってください。
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離婚しました

 父としては息子達になんて言えばいいかよく分からないが大人の事情で申し訳ないと思う

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夏休みの宿題

 よくある話しですけど、夏休み最後の31日。息子が暗く落ち込んでいた。聞けば「夏休みの自由研究課題が終わっていなくて どうしようかと悩んでいる」とのこと。
 で、いろいろ話し合ったあげく あまりいろいろと込み入ったことも話し合っておられず 土壌動物を山へ探しに行ってみようということになり、台所からザルを 風呂場から桶を持ち出し 日が暮れそうな山へ行った。

 まず、息子に生物とはなんぞや というような説教からはじまり、動物と植物に分けられていて 植物には、種子をつけるもの胞子(シダの類)で繁殖するモノ 動物では、卵で産まれるモノ 子供を産むものなど、鳥やクジラも動物であるんだよということを伝えた。で、今日は 急ぎでキミの自由研究課題を消化するため いろいろ準備している時間がない。そこで自宅にあるありふれた道具でなんとかなりそうなものとして土壌動物というものを調べることにしたいと思うが 息子よそれでよいか?と尋ねる。
 もともと土壌動物とは、なにか というような極めておおざっぱな話しからして(用は、地面にいる昆虫や節足動物(蜘蛛とか)とかダニなんかのことを指すみたいなイメージで 今は、いいだろう みたいな説明。ちょっと割愛しすぎたかな・笑) で、どうやってそれを探そうか?という段階になり さっき持ってきたザルに適当に量の落ち葉を入れて 桶へ篩い分けをする。たったこれだけの作業だ。うまく行けば 夏休みの宿題も試料収集(野外実験活動は2~3分で済む)もすぐに完了するぞ などと言って息子を励ましてみる。たいそうな物理実験や化学実験より簡単だね と追い打ちも掛けてみる。

 とりあえず、ただ 篩い分けしても課題消化には結びつかないのではと思い 採集した動物をその場で紙にスケッチさせて それを夏休みの宿題として提出するということにした。

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人口1万3千人

 モニタリングで計測している時のこと、
「ははじまは、29㎞(キロ平方メートルと言いたいらしい)あるんだよ。だから この対象も1キロを29倍すれば その数(推定数)がわかるんだよね」
「んー・・・・まぁ 考え方としては、妥当かもしれないが。ちょっと乱暴なんじゃないのかな」
「乱暴って どういう意味?」
「だからさ、母島全体の推定数として まあそのぐらい生息しているだろう とある程度の見当をつけるには、そんな計算でもいいかもしれない けどさ、例えば 母島の集落を1キロ(キロ平方メートル)としたとするね、そこに人が450人住んでいると仮定する。でおまえの言う考え方で計算したら1万3千人近くの人口があっても 不思議でもないが、実際にはそんなに人は、住んでいない。どうする?息子よ」
「あ゛ー そう言われると 確かにそうだ」
「なっ 乱暴だろ」
「えっ じゃあどうすればいいの」
「問題の本質は、そこだ よくぞ気がついた おまえは、本当にエライ」
「とーちゃん的には、いきなり大きな範囲を扱うのは、どうかと思うので 今こーして小さな場所でいろいろやっているわけだ」
「なるほど そーだったのか」
「そんなところだ」

 なんだか学校かなにかで変な入れ知恵して来たのか どうだか知らないが・・・・まあ 面白い。

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人間も外来種じゃないの?

 アノール柵を点検していて

「とーちゃん どうしてアノールを駆除するの」と尋ねてきた。
「アノールはな、母島の大事な昆虫たちをパクパク食べちゃうんだよ。もともと居なかったんだけど いろいろあって人の手によってここへ運ばれて来ちゃったってわけ。これが居なかったころは、なんとか うまくやっていたのだろうけど バランスが取れなくなっちゃって 絶滅しかかっているものが沢山いるんだよ、だから 駆除するんさ」
「うーん、えっ じゃ人間がアノールを入れたわけ?」
「まーそういうことだ」
 一応 納得してくれたらしいが、次の言葉にちょっと驚いた
「ねえ とーちゃん、人間は、外来種じゃないの? どうして人間は、駆除されないの?」という。深いなー こいつ。社会学部系の頭脳なのかなんて思ってしまう。
「とても深く良い質問だ(一応 褒める)。人間という生き物は、いろいろ考えることができるんだよね。おまえもいろいろ考えているだろう。たださ、その考えって(考え方の意味)その時代その時代でいろいろ変わっていくんだよね。昔はさ アノールのような 今で言う外来生物を持ち込んで 野外に放つなんてことは、"自然へ帰す"みたいな感じで 誰でもやっていたことだったけど それだって昔の考えなんだ。今の考え方ではないんだ。」
「へぇー」
「でね、人間は、いろいろ考えることができるんだけど 元々あった生態系を取り戻そうとする考え方を持つことができるのも人間なんよ。反対に壊すこともできる。おまえだったら 取り戻すのと 壊すのとどっちがいい?」
「・・・・取り戻すことの方がいい」
「だよね。でも取り戻すって簡単に口に出すのは、いいけど 取り戻すのは、誰がやるんだい?」
「誰? えっ ヒト」
「そーヒトなんよ。ヒトがいなくなれば 自然が戻ったり 生態系が取り戻せるワケではないんだよ。ただ、今のやり方が 未来栄光 正しい考え方なのかって部分は、大いに疑問をもっていてもらいたいなーと とーちゃん的には、思う」
「ん?なんで」
「その時 その時代に合った 考え方というのがきっとあると思うんだ」
「ヒトは、考える動物なのか」
「そんなところだ」って なんかテキトーに誤魔化しちゃった処もあるんだけど 随分 鋭いことを訊くようになったもんだなーと感心。

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深話

 子は、子なりの持論を持っている。

 このあいだ いろいろ野外で活動していて ふと息子が、
「とーちゃん、なんでタダ働きをするの? 俺は、こんなの大きくなったら(大人になったら)タダ働きなんかしないよ」と言ってきた。
 うーん 鋭い。
「おまえ達が大きくなる頃には、これで喰えるようになるよ」と返事してみたのだが はて~どうなることやら。さらに続けて、
「なんでー 働いてもお金がもらえないの そんなの変じゃん」とも言ってくる。
「・・・・父無言・・・・いろいろあってなあ、お金ってもんはなぁ そうそうおまえが考えている以上に簡単には、手に入らないんだよ」なんて ちょっと涙ぐみつつ(T-T)言い訳をしてみる。

 まあー でも子供ながらの素直な感性って大切ですよね。

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