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代々木公園デング熱ウイルスに想うこと

んー、起こるべくして起きたという感じがする。昆虫を介した感染症とかって意外と多い割りには、あまり知られていない。当然人が住んでいるところの近くや人が住んでいるところでそのような取り組み行えばリスクが増える。リスク増えるので其れ相応の対応(保全計画)が必要であることは間違いないんだけど、コトが実際に起きてもいないので専門家らは沈黙していたしこれと言ってマトモな相談に乗ってもくれないばかりか調査すらしてこなかった上に住民に対して適切な情報の配布(普及啓発)などもしてこなかったという点に関して植村和彦は、強い憤りを覚えている。もちろん、中には調査してくれた人もいたが「経済最優先」という時勢に押されて潰されてしまうケース多く問題であった、あれから5年経過し様々な事柄を経て代々木公園の件が起きたわけである。これは、ホンの前奏曲に過ぎないと考えるべき。

ただ、重要なコトは「昆虫保全をやらなければいい」「生物種保全をやらなければ良い」と言うと真逆である。なぜかと言うと、保全を行う中でしっかり対応して行くからであるそしてその考えられるリスクを最小限に抑え込もうというベクトルが働くからである。

しっかりとした対応を行う為には、
1)行政官
2)各種生物種専門家(昆虫に留まらず植物なども含む)
3)地域住民
4)保全実行主体
5)感染症専門家
6)化学防除専門家
7)IPM防除専門家
などをまとめ連絡体制を整え話の擦り合わせや意見調整を行う必要がある。
事業発注者は、誰なのかという詰めとかもこの会議で決定することだろうなあ。実際の業者とかは、入札なり実績をみて検討するとして会議に利潤を得る立場の人間を入れるとなんだかわからない話のなるので避けた方がいいというのは、まあ常識か。

母島の場合は、専門家が無いので外部(島外という意味)から参加という形態になる。また会議参加方法は、現代ではテレビ電話会議システムとかネットを利用した方法が沢山あるのでそれで良いとすればいい。勿論、面と向かって話をする機会があれば場を設けコミュニケーションを円滑化した方が良い。
地域住民は、植村和彦で良い
保全実行主体も植村和彦で良い
という感じになる。

なお、小笠原群島母島列島母島では2008年~2011年にかけて静沢の森でこれらを行った。当時培ったネットワークで現在もお互い緩やかな結びつきを持ち対応している。なので、母島では島民の多くが比較的健康で過ごせているのです。もちろん対応し切れていない部分も多々ありますが

ちなみに生物多様性のイメージロゴには、大抵ヒトも一緒にデザインされていますがあれは、こういうことも暗示されているんですね。但し、ヒトは法律で保護されている為に野生生物と同じ対応はできないというわけです、ヒトとしての人権もあります。今後も生物多様性の保全にご理解ご協力をお願いします。

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