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オガサワラセセリの減少要因

セセリ保全会議で検討した内容
主な減少要因は、寄生ハチなどの寄生捕殺圧であると伺っている。現状で現地で打てる対策としては、植生管理しか思い浮かばない、将来は不妊放虫などするとしてもそれまでの間放置するわけにもいかないので森林の状態を良好に保っておく必要がある。

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その他、鳥類保全会議で検討した内容→森林の状態がよろしくないよ
ということなどが鳥類の生息にとって好ましくないことになっている。虫が森を作っているのであるから
外国の島嶼地域では、森林環境悪化によって営巣中の雛へ親鳥がハエの幼虫などを大量に与えた結果、雛の体内から逆にハエの幼虫によって食害を受けて死亡するという話しも耳にする。これは、環境悪化に伴い、良質な餌資源が減少したため起きたと考えられている事象らしい→要確認を必要であるが話しとしては、キツイ

現状で、虫が減少する要因として大きく3つあるようです。
1.グリーンアノールという外来トカゲによる捕食圧
2.森林環境悪化に伴う減少(生息環境悪化)→植生管理外来樹種駆除
駆除伐採や枝払い、薬剤注入による故殺については慎重な検討が必要。薬剤の副次成分による森林環境汚染などの問題がある。
3.寄生ハチなどの寄生捕殺圧よる減少

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  このうち、1については、母島の新夕陽ケ丘でグリーンアノールの防除実験が行われている。ここでの実績を踏まえて広げていくという可能性があるものの、完全駆除までまだまだ時間を要するみたい。
2については、現行で行っている。
3については、将来の課題(技術的、金銭的な意味で現状では、無理)

ということなどから、現地で虫を増やして行く方法として植生管理を行い森林を良好な状態に保っておくしかないと思います。
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2013年度に検討したところ、現状で現地で打てる対策として考えられることは、植生管理しかないということで落ち着いている。
今後、取り組むべき方向としては、1)植生管理 2)モニタリングである。

2014.04記 植村

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