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ハエ類捕獲-細菌数

 人獣共通感染症の括りで公衆衛生から衛生害虫という視点でハエについていろいろ調べたいと思っています。で、どうやってサンプルを集めるのか・・・課題ですが 誘因トラップなどで集めてみようとおもってみたりしたんですが なかなかうまく集まらない。しょーがないので捕虫網を振ることになったこれで生きたハエを集めることができるようになったということもあって、イメージ的に不潔な環境下にいるコヤツの汚れ具合を計測してやろうということにした。

 で、文献検索となるわけですが 昭和27年頃 金沢医科大学で(当時の金沢市内は、ハエが多かったらしい)ハエの体の表面に付着している細菌数を計測しているものを見つけたんですな、でこれを参考にしつつ 母島における衛生害虫(ここでは、ハエ)を計測してみようということにしました。

 とりあえず、ハエを捕まえてきますが これがなかなかムズカシイ。一見、どこにでも居ていつでも簡単に捕獲できると思っていたんですがどーやら違っていたようで、この俊敏な昆虫を捕獲するのは、至難の業であることに数分もしない間に気が付く。で、とにかく悪戦苦闘が続く中 網を振り過ぎて肩から腕が筋肉痛になるんじゃないのか気味になりつつも数頭捕獲成功。

 これから細菌を洗い流して培養しそのコロニー数を計測していく。という作業が続く。捕獲場所と捕獲したハエの種類などなど 記録してデータの蓄積をしていくわけです。現状、培養キットが一般細菌のみなのですが 今後、いろいろ増やしていけたらいいなと思う。

それと、小笠原保健所へ小笠原管内の衛生昆虫に関する調査等に関した物があるのかないのかなどの問い合わせを行いました。すると最近は、衛生昆虫とは言わずに「生活害虫」という言い方になっているそうですが 特段その目録などは、ないとのこと。仕方ないので環境省小笠原自然保護官事務所へ電話しハエ類目録を見せてと言ったところ、小笠原諸島世界遺産目録に記載されていますとの回答でした。一部で固有のハエもいるようだ。

2012020202 画像は、ハエと苦闘中のようす・笑 雰囲気を醸し出すため実験衣を着用していますが深い意味は、ありません。

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