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ウラナミシジミ:幼虫

2006072901  北港でウラナミシジミ(チョウ)の幼虫を見つけました。体長は、約10ミリぐらいかな 草の色とほぼ同じで形は、草履型。

 このシジミ(チョウ 以下 シジミと書く)は。葉を食べずに花のツボミを食べるようで また、独特の食べた痕跡(食痕)を残す。

2006072902 ツボミに体ごと入れて 食餌中の幼虫。お尻の部分がまだ出ている。

 食草(しょくそう)に無駄が多い。ツボミを採集するわけですが 写真でも分かるとおり 穂先のツボミは、未発育で食草に適さないらしい。自然界ですと いずれ成長してこれも食草に適した発育をするんでしょう そして結果的に多くの幼虫を抱えられる要因になるのかもしれない。自然は、凄いというより人間が愚かなんだろうなきっと。2006080104

 ムラサキ色系の食草を与えると 体の色が変わった。うーん 色素が体中をなんかするんだろうなあ。

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アカギ材:乾燥

 そもそもこれを陸上班が担当するものなのか別途 統計班が担当するのかいろいろ揉めていますが....。16日に伐採した材を1週間静置し切断(246*197*54mm)そのときの重量約2100グラムだったのが28日約1600グラムまで乾燥が進んだ(日向でガンガン乾燥を進めている)

2006072801 乾燥の進み具合は、2~3日で表面部分が乾燥するようで定期的に重量計測しても 3日目ぐらいから重量低下が緩やかになって来ている傾向が見られる。表面が乾燥しているので夜露で簡単に湿気を吸い込んでしまい 早朝に計測すると前日と変わらなかったりする場合があった。

 どこかの製材所のウエブを見てみると 大型電子レンジで加熱し内圧を高めて乾燥させる方法を採用しているところもあるらしい(アカギ材ではない)。でなければ、巻き枯らしでそのまま(立木のまま)乾燥させる手法もあるらしい。世の中には、いろいろな乾燥方法があるらしい。

 実験的にアカギ材の乾燥方法を模索しているわけだけど 乾燥途中で虫がつく。シロアリっぽい虫。中途半端に乾いていると虫がつきやすいのでは?なんて思う。

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夏の研究テーマ:ウラナミシジミ

 今年の夏の研究テーマを何にしようかと 昨年夏からあれこれ考えていたのですが まあ、あれだ「ウラナミシジミの域内保全」と題してゲージの中で羽化させ 再び産卵までのプロセスを実体験しつつ その様子を観察するちゅーところまで今回やってみようと思っている。(放蝶は、行わない予定)

 ウラナミシジミ

ウラナミシジミ(2005年夏脇浜で撮影)

2006072301

ウラナミシジミと思われる卵

体系:陸上班昆虫保全隊

最近 このシジミチョウ 新夕日丘や玉川ダム、北港、東港、脇浜などで頻繁に目撃されている。内地でもこの時期普通に見られる種なので見覚えのあるヒトも多いかも。

それにしても孵化率がすこぶる悪い。天然でもこんなものなのか それとも採集から運搬等々のなんらかの条件があったのだろうか。たとえば 産卵から一定時間以上経過してから卵の上下方向を変化すると死んでしまうとか なにか理由があるかもしれないし ないかもしれない。

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アカギ材:研磨

 伐採されたアカギを研磨してみると なかなか肌の色がいいみたい。

2006072201 先週 伐採したばかりでまだまだ生木に近いのだけど 半年ぐらい乾燥させればちょっとした材として使えそうな気がする。

2006072401

この研磨した材を日向でガンガンに乾燥させているんですが いや~ほんとよく蒸発していきます。22日2.1キログラムあったのが24日夕方には、1.8キログラムまで減量した。これ逆算すると16日伐採時点でおよそ3キログラムほどあったみたい。

 しかし、勢いよく乾燥させているので反りやヒビ いろいろな方向への歪みなどもそこそこ出てきている。では、どんな条件で乾燥させればよいのだろう。

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新夕日丘:モクタチバナ 開花

2006070801  モクタチバナが開花しているようです。樹高約3メートルたらずでなかなか珍しい(と思う)。 モクタチバナ自体は、母島の山中で至るところ普通に見られるのですが開花しているものというとなかなか見つけられない。あるヒトに言わせると「モクタチバナは、手堅い投資を行っているので 簡単には、花を咲かせないようだ」(某研究者談) ということなのでやっぱり珍しいのでしょう。

 この地域では、昨年より 移入樹種からの被圧緩和・解消を行っている。

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自然公園法指定動物

 環境省から捕獲等を規制する動物の指定があり 小笠原国立公園内においても2種入っているようです。

 詳しくは http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=7290

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少雨

 先月7日以降 僕の観測では、降水量がたったの0.5mmしか観測されなかった。ちょ~っと少ない。ダムには、そこそこの水があるようなので渇水の心配はいまのところ少ないようだけど。

 ちょっと気がかりになっているのは、野鳥たち。先日 某神社境内の水場を覗いてみたら 案の定干上がっていたので 洗って水を足してあげた。すると....どこからともなくメジロやメグロ、ウグイスとわんさか押し寄せ 小さな水場は、あっという間に野鳥たちに占領されてしまった。

 ある学者から、「少雨のときは行水などが行えず 体が不衛生になりがち、結果的に死亡する個体が増える」というようなことを聞いたことがある。

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流星痕

 22時30分頃(正確な時間は、不明) 母島の北西上空に流星痕を視認できた。継続時間は、約3分間ほど。

 一瞬 雷光かと思った。きっと隕石が大気に突入したとき 一気に砕け散ったのかもしれない。

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オガサワラシジミの会:発足

 絶滅の危機から救え! オガサワラシジミの保護・増殖を目的とした任意団体が2006年7月3日の設立総会を経て誕生しました。今後の活動内容は、グリーンアノール駆除実験データ採取(どうすれば 駆除ができるのか探る) オガサワラシジミの生態が全て解明されていなければなにが原因で絶滅の危機に瀕しているのか効果的な策をたてられない(たてるのが難しい)ということでオガサワラシジミの増殖 と不法採集からオガサワラシジミを護れ!というわけで 不法採集者対策の実施。関係機関との協働 などを柱に活動を行っていく。

 保護:グリーンアノールトカゲの島内拡散とオガサワラシジミの減少が似たような時期であるとされているようで 減少要因がアノールトカゲではないか、では どうすれば駆除できるのか? 手づかみや電撃蚊取り 電柵アノール版 ガムテープ応用粘着トラップ アノール釣り 吹き矢いろいろさまざまと試してみることになった。「護れ」と言ってみたもののその守り方がわからず まったくの手探り状態。

 増殖:オガサワラシジミの幼虫が食べる餌木がアカギの侵入によって その成育環境が悪化し 餌供給量が不十分ではないのか? ということで餌木のコフガシ周辺のアカギなどからの被圧を解消するため 会員でアカギの剪定 伐採をおこなうこととなった。その他の雑木については、残していこうという方向性もこの時点でなんとなく出ている。つまり オガサワラシジミだけが優先的に利用する森林作りは、やめておこう という地元感覚なわけである。 結果、日当たりが良くなり コブガシの成長も良くなった。アカギを伐採した空地は、周囲雑木の枝葉が繁り 本来の森林の姿に戻ってくれればいいなと思う。 デリスなどが鬱蒼と繁った場所は、刈り取って コブガシに次いで餌木として利用されているオオバシマムラサキでも植裁できたらいいな という案もある。

 不法採集者:これだけ個体数が減少してしまっている中では、人為による捕獲圧も無視できないということと 適切な利用とその普及に関して伝えて行けたらいいなと思う。

 関係機関との協働:環境省・東京都・文化庁・小笠原村教育委員会・昆虫や植物などの科学者などと協働して保護・増殖を進めていく。

 今後 さまざまな場面でいろいろ協力をお願いすると思います こうした活動を暖かく見守って頂けたらいいなと思う どうぞよろしくおねがいします。

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